シフォンケーキ初挑戦がとても上手くいったので、調子に乗って次の日も焼いてみました。
が、そうそう上手くいくはずもなく…沼にはまってしまいました。
シフォンケーキ2回目
初挑戦が上手くいったので、ルンルンで作り始めた2回目。
ん?メレンゲがなんか上手くできないなぁ…もしかして卵黄混じっちゃった?と思いながらも、まぁいいか なんて作業をそのまま進めていました。
だって卵白と卵黄を分けないで作っていくレシピもあるくらいだから、少しくらい混ざってても大丈夫だよね。と自分に言い聞かせながら。
でもね、やっぱり駄目だったの。
焼き上がりは初回のふくらみの3分の2くらいしか膨らまず、残念な感じ。でも、お味はばっちりなのでまぁ、家で食べるならいいか。
シフォンケーキ3回目
やっぱり卵白と卵黄が混ざってしまうと、メレンゲが上手に作れない。ということを学んだので、慎重に分けました。
よしよし、これで完璧ね なんて自分をほめつつメレンゲ作り開始。
今回はいい感じの仕上がりになりましたよ。
卵黄の生地にメレンゲを3回に分けてゴムベラで混ぜていきます。
泡をつぶさないようにさっくりと
さっくりと混ぜて型に流しいれてオーブンへ。
3回目のシフォンケーキはいかに??
で、焼きあがって型から外したシフォンケーキがコチラ…
えーなんでこんなへこんでるの?!!
カット
ひえーっ、中スカスカ。
なんで??
自分なりに考察した結果、メレンゲを卵黄生地と混ぜる時、さっくりという言葉を意識しすぎたために、どこまで混ぜていいの?と不安になりメレンゲの塊が消滅しないまま型に流しいれて焼き始めたと思われます。
なんかこの最終の混ぜって難しくないですか?
混ぜすぎると泡がつぶれてしまって膨らまなくなるし、混ぜすぎないと中がスカスカになっちゃうしで、しばらく試行錯誤が続きました。
結局どうしたらいいの?
でね、またレシピを検索したの。
そしたら、初めから最後までハンドミキサーだけを使って生地を作っている人のレシピを見つけて、真似してみたんです。これが大当たり!!
しかも、メレンゲから作ってしまえばその後の生地にはメレンゲが混ざってしまっても大丈夫なので洗い物も減る といいずくめ。
ハンドミキサーで混ぜると、メレンゲの泡がつぶれてしまうのかと不安になったのですが、低速で混ぜれば何の問題もありませんでした。
焼きあがったシフォンケーキがコチラ。
カットしてみると
やったー!!スカスカじゃなくてちゃんと中身の詰まったしっとりシフォンが焼けました。
ハンドミキサーで混ぜる時も、結構しっかりと混ぜても大丈夫でした。
混ぜた画像がコチラ
こんな感じで割としっかり混ぜて、メレンゲの跡形もなく混ぜました。ハンドミキサーで全部混ぜていくのでここまで15分です。
毎回オーブンに入れる時は「上手く膨らみますように」と拝んでから入れてます(笑)
このハンドミキサーですべての工程を混ぜるを実践しだしてから、確実に失敗することが減りました。
シフォンケーキ作りで大事なたった一つのコツ
usagiはイタリアンのシェフを旦那さんに持つ友人がいます。シフォンケーキ作りにはまってから、うまくいった時、失敗した時、ともに画像を送ってみてもらっていました。
さっくりの意味が分からない
中がスカスカなのなんでー
とまぁ、相手にとってはそれはそれは迷惑な話なのですが、コチラも上手く焼きたい一心でメールを送ってると、見かねたんでしょね。シェフ登場。そしてたった一言
卵白はちゃんと冷やしてる?冷たくないと上手にメレンゲができないから
とコツを教えて頂きました。
その教えをしっかり受け取り、
ボウルは必ず冷やす
卵黄と卵白を分けたら、卵白はボウルごと冷蔵庫へ
するとどうでしょう。上手くできる時とできない時があったメレンゲが安定してしっかりできるようになりました。えー---すごい!!
やっぱりプロってすごい!
メレンゲ作りで苦労していた皆様、一度実践してみてください。お菓子作りにおいて、基本中の基本なんでしょうが、プロこそその基本を忠実に守っている気がします。
というわけで、たった一つのコツの教えを守って今日もシフォンケーキを焼きます。
「上手く膨らみますように!」
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